【まさかハンデになるとは・・】高校中退者「中退」はハンデになることを理解へ

高校への進学率は、毎年98%前後を推移しています。一方で、学業不振や家庭の事情、進路変更などさまざまな理由で中途退学する人がいます。
その数は1990年前後に、年間で12万人を超えるほどに膨れ上がっていました。現在は少子化の影響もあり、5万人ほどになっています。しかし、
高校中退者が置かれている状況はこの数十年、大きくは変わっていません。依然として大きなハンデを負い、生きていかざるを得ないのです。

 対談の相手は、森安梨沙(ありさ)さんです。高校を1年のときに辞めて、昨年(2016年)、高卒認定受験予備校である、中央高等学院に入学しました。
中央高等学院は、通信制高校サポート校であり、大学受験の予備校でもあります。森さんは入学半年後に、認定試験(高等学校卒業程度認定試験)を突破し、
東京家政大学の入学試験にも合格しました。この4月から大学生となります。

 今回から3回にわけて2人の対談を紹介します。この対談を通じて、見えてくるものは何でしょうか、一緒に考えたいと思います。

■「高卒」でないとあらゆる道が閉ざされている

 【都司嘉宣】認定試験(高等学校卒業程度認定試験)に合格し、大学の入学試験も合格をされたようですね。おめでとうございます! 

 【森安梨沙】ありがとうございます。

 【都司】認定試験を受ける人の中には、高校を中退した人がいますね。森さんは、高校をお辞めになったのですか? 

 【森】1年のときに、体の具合を悪くして辞めました。通学したかったのですが、最後はできないような状態だったのです。その後、しばらくはパン屋
さんでアルバイトをしていました。将来を考えたとき、このまま、アルバイトをしていくしかないのかなと思うようになりました。

 アルバイト先を探す場合も、求人広告に「高卒以上」と書いてあることがあったのです。何をするのにも、「高校中退」がハンデになると痛感しました。
そのようなとき、姉から認定試験のことを教えてもらったのです。

 【都司】たしかに、中卒や高校中退のまま、社会に出ることは心細いものがあるかもしれませんね。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170326-00021650-president-bus_all&p=1