日本政府に激震、東芝半導体事業の競売「2兆円」突破

参加が取りざたされた官民ファンドの産業革新機構日本政策投資銀行はいったん見送り、応札した米国企業などと連合を検討する。
有力な日本企業の提案は無かったもようだ。

売却先には、東芝の主力製品「フラッシュメモリー」を三重県四日市市で共同製造する米ウエスタン・デジタルのほか、
米シルバーレイク・パートナーズなど複数のファンドや台湾の鴻海精密工業が候補に挙がっている。

半導体大手の米マイクロン・テクノロジーや韓国のSKハイニックスなど競合企業も関心を示している。
韓国紙の中央日報は29日、SKハイニックスが日本の投資家との連合で参加する見通しだと伝えた。

記憶媒体として使われる東芝フラッシュメモリーは競争力が高く、日本の政府や産業界は韓国や中国など
アジア勢へ渡ることに警戒感を強めている。技術が安全保障に関係することを理由に国は流出阻止を模索しており、
日米連合もその過程で浮上した。

綱川社長は半導体事業の価値に関し「少なくとも2兆円で、今も上がっている」と指摘し、売却先の選定では技術流出にも配慮するとした。

http://mainichi.jp/articles/20170330/ddm/002/020/169000c#csidxc0885f209369b9396b0a535badb9bea
Copyright 毎日新聞