漬物一番人気、実はキムチ 大阪人「大阪では、みんな家でも外でもキムチ食べてる」

漬物1番人気、実はキムチ 昨年激減も…18年連続国内生産1位

ごはんのお供である漬物。国内生産されたもので最も多いのは、浅漬けやたくあん漬けなどではなく、実は朝鮮半島由来のキムチであることはあまり知られていない。

テレビのコマーシャルや激辛ブームが人気を後押ししたとみられ、平成11年以降、18年連続でトップの座を守る。

近年は漬物の全体的な生産量は伸び悩むが、その地位は揺るがないようだ。(張英壽)

 ◆家でも外食でも

 キムチについて、大阪・ミナミ(大阪市中央区)で20~60代の男女に尋ねると、頻度の違いはあれ、全員が食べていた。

 「週1、2回、家でも外でも食べている。カクテキ(ダイコンのキムチ)とか白菜キムチとか。お酒のアテ。辛いから合う」と話すのは、堺市堺区の会社員の男性(43)。

 大阪市中央区の会社員、山根三枝さん(55)は「20代の頃は、焼き肉店に行って食べる程度だった」と振り返るが、現在は月に2回、スーパーで買い、そのままで味わったり豚キムチにしたりする。

「かなりの種類が出ているので、新しい商品が出たら試してみる」という。

 ◆一定ファン支え

 キムチという言葉が日本国内で広まったのは、昭和50年代以降とみられる。それ以前は「朝鮮漬け」と呼ばれていた。キムチという言葉が広まるのに、大きな役割を果たしたのが、加工食品メーカー「桃屋」が昭和50年に発売した「桃屋のキムチの素」だ。
白菜漬けにいわば「タレ」のようにしてまぶすだけで、キムチの味が出せるようにした。テレビCMも放送され人気を集めた。

 桃屋によると、当時は街中の焼き肉店でも、朝鮮漬けと呼ばれ、よほどの韓国通でなければ、キムチという言葉は知られていなかった。しかし、1988(昭和63)年のソウル五輪前後の韓国ブームや激辛ブームなどの追い風を受け、キムチは一般化した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00000092-san-soci