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名駅はごみ ビルの背が高いだけでバリアフリールートが17倍も遠回り 案内に沿って進むと行止りに

名古屋の表玄関・名古屋駅。2027年のリニア中央新幹線開業を視野に、どんな形にしていくか。23日投開票の名古屋市長選でも重要なテーマになる。
 「案内に従って進むと、車いすでは行き止まりになってしまうんですよ」

 4月上旬、名古屋駅の地下街を電動車いすで進む近藤佑次さん(31)の行く手を階段が阻んだ。「名駅はただでさえ『迷駅』と皮肉られていますが、障害がある人たちにとっては、より顕著です」と話す。

 名古屋駅はJRと名鉄近鉄、市営地下鉄、あおなみ線の計9路線が乗り入れる複雑な構造。近藤さんが階段に突き当たったのは、地下鉄東山線から名鉄への乗り換えだった。

 東山線の改札のうち、エレベーターがある北改札口を出て、案内矢印に従って名鉄に向かうと階段に突き当たる。地下鉄の駅員に尋ねると、「来た道を戻って、エレベーターで地上にいったん出て下さい」。

 回り道のうえ、信号もある。出発から約17分後、ようやく名鉄の西改札に着いた。一方、記者が階段を使い、乗り換えの最短ルートを歩いてみると、1分余りで着いた。
http://www.asahi.com/articles/ASK4742KHK47OIPE00J.html