日本のタバコ受動喫煙対策 WHO「 日 本 は 発 展 途 上 国 並 に 酷 い 」

世界のたばこ規制政策の第一人者とされる世界保健機関(WHO)生活習慣病予防部長のダグラス・ベッチャーさんが7日、東京・新橋の飲食店街を視察しました。
世界各国の対策はどこまで進んだのか。日本の現状をどう見るか。視察や会見で述べたことを紹介します。

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 ベッチャーさんは新橋のカフェの入り口に禁煙席と喫煙席の数が書いてあるステッカーを見つけ、「まったく効果がない表面的な対策。客や従業員の健康を守れない」と批判。

 「日本の受動喫煙対策は世界では最低レベルの政策だと評価され、前世紀並みに遅れています。
1980年代後半、新宿の回転すし店に行きましたが、喫煙者がたくさんいました。
数年前、同じ店に入ると両隣がまた喫煙者でした。タイムワープかと思ったほど、たばこ対策は何も変わっていません」

 新橋駅前広場の屋外喫煙所も見学した際、「屋外の対策もいいが、すぐに屋内を全面禁煙にすべきだ」と指摘しました。
「ニューヨークや上海などは屋内禁煙が先で、次に公園や海岸などの屋外を禁煙にしました。
日本は逆で、屋外が先に禁煙になりました。
ポイ捨て、やけど防止が目的なのは分かりますが、屋内に入ると喫煙者と非喫煙者が同じ空間に座っている。とても危険な状態です」

日本の受動喫煙対策「前世紀並みに遅れ」 WHOが視察
http://www.asahi.com/articles/ASK4G5V8CK4GUPQJ00G.html